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グランドオープン“泊まれる民藝館”『杜人舎』


株式会社水と匠は、北陸の浄土真宗信仰の中心寺院であり、550年の歴史を持つ名刹・城端別院善徳寺の敷 地内に、宿泊を中心とした複合施設「善徳寺 杜人舎(ぜんとくじ もりとしゃ)」を開業。2023年12月 にプレオープンした本施設が、2024年3月15日(金)に本オープン致します。

民藝の創始者である柳宗悦は、富山県西部・砺波地方の自然に育まれた精神風土を「土徳」と呼び、土徳に満 ちた土地の暮らしに民藝思想のあらわれを見出していました。そして善徳寺に62日間逗留し、民藝思想の集大 成となる論文『美の訪門』を執筆しました。

自然との共生や持続可能な世界の実現へと価値観が大きく変わる中、「民藝思想」が今また見直されてい ます。民藝と土徳に共通するのは「自然と人がつくりあう美しい暮らし」の在り方です。杜人舎は柳の愛 弟子・安川慶一が設計した善徳寺内の研修道場を改修し、ホテル、講堂、カフェとショップ、テレワーク スペースを配置。美術館のように民藝の品をしつらえ、建物からも調度品からも民藝美を体感できる空間 をつくりました。宿泊だけでなく、土徳に触れる講座やアクティビティも開催。滞在体験や土地の人々と の関わりから、これからの美しい暮らしのヒントが得られる場となることを目指します。

本オープンに際しては郷土食豊かなメニューを民藝の器で食すカフェ、濱田庄司や安川慶一の作品、各地 の焼きものや漆器など本格的な民藝の器が購入できるショップも営業を開始。お茶に買い物に気軽に立ち 寄っていただけます。 杜人舎

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