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現代美術家・鎌谷徹太郎、京都・両足院にて個展を開催

27 分前
読了時間: 3分

音楽家・冥丁との特別公演を12月19日(土)に開催

「コラージュ」と「余白」。作品の境界を越えて広がる表現

現代美術家・鎌谷徹太郎による個展「虚実の閾(きょじつのしきい)」が、2026年12月6日(日)から23日(水)まで、両足院にて開催されます。

鎌谷は、東京とニューヨークを拠点に活動する現代美術家です。20年以上にわたり、絵画における「コラージュ」の可能性を探究し、絵画を軸に異なる素材や技法を行き来しながら、立体や空間へと表現を広げてきました。その作品世界は、自然や生命を想起させる有機的な形態、装飾性を帯びた細部、さまざまなイメージが幾層にも重なり、支持体を覆い尽くすほどの圧倒的な密度によって形づくられています。一方、その濃密さゆえに、見る者の視線がやがて作品の外側へと向かい、そこに広がる「余白」へと導かれていくような感覚も生まれます。鑑賞する距離や視点によって異なる表情を見せ、作品の奥行きを生み出すのも特徴の一つです。本展では、こうした鎌谷の表現が両足院という場へと広がり、作品と場所との関係そのものを体感する展示へと展開します。


両足院
両足院

会場となる両足院は、600年を超える歴史をもつ京都の禅寺です。1358年、龍山徳見禅師の入寂に際し、その弟子たちによって開創されました。室町時代から江戸時代にかけては、長谷川等伯、伊藤若冲など美術界の重鎮や上田秋成など文壇の才人らが出入りし、書画や禅にまつわる典籍、陶磁器などを介した交流が育まれるなど、美術・工芸・文学を横断する文化交流の場として歴史を重ねてきました。近年は国内外の現代美術家による展覧会も開催され、掛け軸や襖絵、庭園を含むランドスケープを用いたインスタレーションなど、両足院の空間や景観と作品が呼応する展示が行われています。

本展では、通常は一般公開されていない方丈と大書院を中心に、両足院という場全体と呼応する展示を構成します。なかでも大書院には、そこから望める庭園から着想を得た高さ約2.1m、幅約8.3mの大型屏風作品を展示。庭園の実景と描かれた世界が重なり合う、両足院ならではの展示となります。

また、12月19日(土)には、失われてもなお、自明でありながらも幽微な存在として佇む日本の情景を「失日本」と名付け、独自の音楽表現を続ける冥丁を迎え、「鎌谷徹太郎×冥丁×両足院」による一日限りの特別公演を開催します。両足院の空間に展開する鎌谷の作品と、冥丁が本展のために書き下ろした新曲が呼応し、この場所、この時にしか立ち現れない情景を作り出します。 両足院という場と響き合う鎌谷の作品世界を、ぜひ会場にてご体感ください。


鎌谷徹太郎「虚実の閾」

日程:2026年12月6日(日)ー12月23日(水)

※12月19日(土) は、「鎌谷徹太郎×冥丁×両足院 特別公演」開催のため一般拝観休止

時間:13:00-17:00(最終入場16:30)

会場:両足院(京都府京都市東山区大和大路通四条下る4丁目小松町591)

拝観料:一般 1,000円/中高生500円/小学生以下無料

※中高校生(要・学生証)

※障がい者手帳等を御提示の方と付き添い1名までは無料


<お問い合わせ>

鎌谷徹太郎展 事務局


主  催: imi Inc.

共  催: GALLERY.S/株式会社enigma

特別協力: 両足院 広報素材はこちら

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