荒居誠の初個展がスタート「SUPER PRIVATE ― 事実無言 ―」
- liil inc.

- 11 分前
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空間全体が1つのインスタレーションに。極私的な体験を起点に、全11点の新作で構成
King GnuやMILLENNIUM PARADEなどのヴィジュアル表現を手がけてきた荒居誠の初個展「SUPER PRIVATE ― 事実無言 ―」が神楽坂・Space√ K(√K Contemporary地下1階)でスタートしました。 本展では、荒居自身の極私的な体験を起点に、ネオン作品1点と新作絵画10点による空間インスタレーションを展開。言葉では語り尽くせない記憶や感覚を、映画のシーンをたどるような構成で提示します。 展覧会タイトルである「事実無言」は、作家自身のなかに刻まれた、言葉を尽くしてもなお語ることのできない体験を表しています。本展では、その体験をひとつの出来事として説明するのではなく、現実と非現実、不安と高揚、親密さと孤独、明るさと暗さといった相反する感覚が重なり合う空間として立ち上げています。
展示は9つのシーンをたどるように展開し、来場者は照明を落とした空間のなかで、光と絵画、テキストによって浮かび上がる断片的な物語を追っていきます。それは、映画のワンシーンをたどるような体験でありながら、同時に、作家の内面に刻まれた記憶や感覚が、作品として外へ開かれていく過程でもあります。
本展のキュレーター・高橋洋介は、開催にあたり、荒居がこれまで手がけてきた商業的なヴィジュアル表現にも、生と死、祝祭と破滅、美しさと恐ろしさといった相反する感覚が通底していることに触れながら、本展においてそれらがより個人的な記憶の層へと接続されていると紹介。荒居は、自身の心身が大きく揺らいだ時期の体験や、そこから制作へと向かう過程について語り、作品群が自身の体験を時系列にたどる“個人的なドキュメンタリー”としても構成されていることを明かしました。
また、作品のなかで繰り返し現れる「1か2か」というモチーフについて、荒居は、他者と自分との関係性、理解し合うことの切実さ、そして危うさを象徴する問いとして語りました。単なる個人的な記録にとどまらず、誰もが抱えうる不安や孤独、他者との距離感、現実を捉え直す感覚へとつながる本展は、荒居誠の新たな表現の現在地を示すものとなっています。言葉では語り尽くせない体験を、ぜひ会場でご体感ください。
■ 開催概要
荒居誠 個展「SUPER PRIVATE ― 事実無言 ―」
日 程:2026年7月4日(土)~7月28日(火) ※休廊日:日曜日・月曜日
会 場:Space √K( √K Contemporary地下1階)
住 所:東京都新宿区南町6
時 間:13:00-19:00
入場料:無料
主催・企画:Gallery.S
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